DIRECTORS' SEMINAR
指導者講習会
日本ハンドベル連盟では年に1回、ハンドベル・クワイアの指導者、チームのリーダーを対象に、演奏指導技術向上を図るため指導者講習会を開催しています。例年100名近い方が参加され、6月のはじめ頃に土日を利用して1泊2日のプログラムとなります。開催地は東京近郊です。
主なプログラム
講習内容は大きく分けて3つのプログラムを行います。
-
受講される方の経験や環境ごとに分けたクラスで演奏、指導の講習
-
全員共通で行う新譜紹介
-
受講される方の興味で選択して受講する選択講習
各講習について紹介します。
クラス別講習
クラスごとに部屋に別れ、各クラスで演奏する形に机を並べて講習を行います。講習内容は各クラスによってことなります。基本的には他の受講生の方々とともに演奏を行ったり、実際に指導を行うことで講習を進めていきます。
入門クラス
初めてベルに触れる方を対象としています。
ベルの打ち方から基礎的な曲を用いて、演奏をしながら奏法やベルの持ち替え等について講習を行います。
基礎クラス
初めてベルの指導を始める方を対象としています。ベルの基本的な打ち方からアサイメント等を講義。演奏を通して奏法や、きれいな音を出すための打ち方などの講習を行います。
アドバンストクラス
基礎コース修了者を対象としています。基本的な奏法の再確認と高度な奏法の習得。リズムの捉え方、音楽的な曲作りの為のリンガーへの指示とは、などの講習を行います。
ハンドチャイム
ハンドチャイムの指導者を対象としています。チャイムの基本的な奏法、クワイアチャイムとメロディーチャイムの音の違い等の講習を行います。
また、講習時間内に、各クラス内で懇談会をおこないます。チーム同士の情報交換など
和気あいあいと楽しんでいただければと思います。
※クラスの編成は年度や参加者数によって変更することがあります。
新譜紹介
アシスタントによるデモンストレーション演奏を行い、ハンドベル新譜の紹介をいたします。
※アシスタント…クラス講習で講師の先生方のお手伝いをしたり、講習会運営のための準備や必要な作業をボランティアで行っている方々です。
ハンドベルの経験があり、体力のあるメンバーがあちこちのチームや学校から参加しています。
選択講習
受講される方の興味や必要に応じて選択して受講することができます。それぞれの講座は1時間単位で行い、
2~3の講座を受講可能です。以下のようなクラスがあります。
-
指揮法
-
編曲法
-
ハンドチャイム講座
-
ベルケア講習(マルマーク/シューマリック)
-
ハンドベルの記号と演奏方法
-
音楽療法とハンドベルの活動について(2時間連続)
-
リンギング・クラス(2時間連続)
※各講座は並行して行われます。リンギングクラスと、音楽療法を両方受講することはできません。